朝顔咲く…ゴミステーション！

朝、ゴミを捨てに行くと…ゴミ集積所に「朝顔」が咲いていた。
偶然とはいえ、健気に咲くこの花をみて心が和みました。(盛岡市神明町)

あの俳句が思い浮かぶ

「今日も朝から暑い」と思いながらゴミ集積所へ向かう。

大型ゴミ箱は２つあるのだが、私はいつも奥のふたの開けやすい方を利用してるので今まで気がつきませんでした。

しかし、今日は手前のゴミ箱のふたに濃い紫色の可愛らしい花が咲いていて、

朝顔の花とゴミ箱。

意外な組み合わせというか、心が和みました。

同時に頭に浮かんだあの俳句。

「朝顔に

　つるべとられて

　　　　もらひ水」

☆加賀の千代女　(かがの　ちよじょ)

朝、水を汲みに行くと井戸のつるべに朝顔のツルが絡んでいた。切らないと水を汲めないが、そのままにしてお隣さんに水をもらいに行く。というような情景の句です。

馴染み深い朝顔に対する優しさが伝わってきますね。

調べによると、この句は千代の代表作で江戸の人々にたいそう人気があったともいわれています。

また、「朝顔」は俳句では秋の季語ということを知りました。

夏のイメージが強いのですが、以前庭で朝顔を育てていた時に夏にどんどんツルヤ葉が伸びますが、花が満開になるのは夏の終わりだったので(育てる場所にもよると思いますが)秋の季語と知って、納得しました。

それと、

ここのゴミ集積所の近くに朝顔を植えた方に…

おかげさまで、心和む清々しい朝を迎えることができました。

「ありがとうございます」と心の中で思ってます。

もう一つ、

朝顔のツルが絡んだ(写真上)ゴミ箱のフタは開けてもツルが切れないので大丈夫です♪

　　　　