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2024年05月24日
ブログ
『木彫りの熊』石神の丘美術館にて
岩手町の石神の丘美術館で大きな大きな「木彫りの熊」を見ることができました。よく見ると「ツキノワグマ」。上高山兼太郎さん(かみたかやま かねたろう 1926−1988)の作品です。
「木彫り熊通信」を読んで
月の輪を持つ木彫り熊、北海道以外で木彫り熊を作っていた人の情報を集めていらしゃる、増子博子さんが発行なさっている「木彫り熊通信」を読ませていただきました。
上高山兼太郎さんのこと、木彫り熊のこと、その木彫り熊の行方のことなどを読ませていただくと、私も木彫りの熊についてどんどん興味が湧いてきました。
2020年から23年にかけて葛巻町に暮らした増子博子さんにより調査が進められ、葛巻町だけでなく岩手各地に上高山さんの木彫り熊が現存することがわかってきたということです。
昔、鮭を咥えた熊の木彫りが親戚の家のサイドボードの上や玄関などに飾られていたのを思い出します。
北海道旅行の思い出として自分で購入したり、頂いたりと。
いつの間にか見かけなくなりましたが、岩手県にもこのような木彫りの熊を作っていた方がいらしゃるとは知りませんでした。
今回、石神の丘美術館で拝見できて本当に良かったと思います。
迫力のある見事な熊を作った上高山兼太郎さん、それを紹介してくださった増子博子さん、とても感動いたしました。
ありがとうございます。
そして今、人間と熊の共存が問われていますが私たちみんなが身近な問題として考えなければと思う今日この頃です。
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石神の丘美術館
岩手県岩手郡岩手町大字五日市10-121-21
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