転居時にしておきたい、住まいの防災チェック!
転居時の家具の配置や物の収納をするときに、住まいの安全チェックをしておきましょう。
家具の配置と固定
[安全チェック]
・居間 テレビや棚など落下したり、倒れてくる物がないか。
・寝室 寝ている所に家具が倒れてこないか。 ドア付近に通路を塞ぐ可能性の物がないか。
・玄関 倒れたり物が崩れてドアが開かなくなってしまわないか。
・キッチン 食器棚が倒れないか。 冷蔵庫が倒れて通路を塞がないか。 食器棚から扉が開き、食器が落下しないか。
・洗面所、バスルーム、トイレの出入り口を塞ぐ物がないか。
☆対策
・転倒防止器具で固定しましょう。(転倒防止は床面のストッパーとポール式を組み合わせると強度が増すそうです。)
・倒れても避難経路を塞がないように家具を配置しましょう。
・地震の時に物が落下してこない安全な空間をつくっておく。
収納
『物が落ちてこない部屋作り』
もし地震が発生したときに、物が落ちてけがをしたり避難経路がふさがれるという可能性があります。
そのためにも「収納の仕方」についても意識して、日頃から安全な部屋づくりをしておきましょう。
☆対策
・クローゼットや納戸に収納するようにして、部屋の中に置く家具をできるだけ少なくする。
・部屋に置くものを多くしすぎないように心がけておく。
・高い所の収納は、落ちてもけがをする恐れがない軽いものにする。 できるだけ高い場所に物を置かないようにする。
・重い食器は低い場所に収納する。
・瓶、缶、ホットプレートなどの重いものは足元収納にする。
・食器収納は引き出しがおすすめです。
・耐震グッズや収納用品を使用する。
転居時は何かと忙しいですが、安全な部屋づくりをする良いタイミングだと思います。(※転居時ではなくても、同じく住まいの安全チェックをして対策をしておきましょう。)
防災を意識した家具の配置や収納で住まいの安全対策をしてご自身、ご家族を守る備えをしておくことはとても大切なことです。
ぜひこの機会に、住まいの防災チェックをしてみましょう。
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