冬の衣類をしまう前に
春になると冬の衣類をしまい込みますが、虫に食べられやすい繊維でできているものもありますので、防虫対策をしておきましょう。
虫の発生しやすい気温や湿度は?
一般に、気温20度から25度、湿度60%以上が衣類害虫が発生しやすいそうです。
それ以上の30度を超えると活動が鈍くなるということですが、密閉性の高い住宅は一年中、防虫対策をした方が良いということです。
虫食いの被害にあいやすい衣類は?
カシミヤやウールなどの動物繊維は、細く柔らかいので虫が食べやすい繊維で特に注意が必要です。
また、綿や麻など植物繊維や化学繊維でも食べこぼしやホコリ、皮脂などのタンパク質を含んだ汚れは衣類害虫の大好物といわれていますので、まずはホコリや汚れを落としてからしまうと良いでしょう。
服を食べられないための予防方法は?
スーパーマーケットなどでもよく目にする防虫剤を使うのが一般的ですが、こまめにクローゼット内の換気をしたり、タンスの引き出しを定期的に開けて湿気がたまらないようにして虫の居づらい環境にすると効果がより上がるということです。
他に衣類をよく乾かしてから収納することが大事で、衣類を日光や風に当てたりアイロンをかけると虫の卵を駆除するといった対策になるそうです。
また、衣類を収納する際は詰め込みすぎると、湿気がたまってしまうのでスペースにできるだけ余裕を持たせることが大切です。
ドライハーブを使って防虫対策➕香り
私の場合は…
ドライハーブで「サシェ」を作りました。
衣類の防虫対策と衣類への天然の香り付けのためです。
昨年、自分で育てたミントやラベンダー、セージなどを缶に入れて保存してあったものを、手ぬぐいで作った袋に適当に詰め込んだものです。
香りが弱くなったら、定期的に缶から取り出して取り替えて使っています。
クローゼットには大きめな袋を。
引き出しや、カゴに収納してあるものには小さめのサシェを。
衣類の防虫に対しては市販の防虫剤より効果が弱いとは思いますが、自然な香り効果もあるので気に入っています♪
マスクやハンカチなどをカゴに収納するとき、これを一緒に入れておくと香りが付いていい感じです。
簡単に作るには、だしパックやティーパックにドライハーブを詰めても良いそうです。
春の衣類の防虫対策。
大切な衣類のために、できることから始めてみませんか。
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