『こどもの安全に配慮した住まいの設備について』
大人が目を離したすきに、ケガや事故が起こる場合もあります。それらを防ぐために子供の安全に配慮した住まいを意識してみましょう。
設備について
[階段]
・子供でもつかまりやすい手すりをつける。
・勾配をゆるやかにする。
・隙間があるスケルトン階段などにしない。
・階段の途中に踊り場を設ける。
・段差をなるべく低くする。
[扉]
・ドアスットッパー、ドアクローザーの設置(子供は扉などを勢いよく閉める時がある)(ちょうつがいのある方に指を挟み大ケガをしてしまうことがある。)
・引き戸のソフトクローズ機構(扉が閉まる直前にゆっくりと閉まる)
◯片開きではなく「引き戸」がおすすめです。
※片開きのドアにはアンダーカットという隙間が設けられていますが、ドアの下にある1センチほどの隙間に子供の足の指を挟んでしまう事故が発生しているそうです。注意しましょう。
[トイレ・浴室]
・手すりをつける。(転倒防止:立ち上がりやすくする)
・床は滑りにくい材質のものを選ぶ。
[キッチン]
・子供が入れないようにチャイルドフェンスをつける。
(包丁・調理器具・ガスコンロ・IHクッキングヒーターなどがあり、キッチンは危険性の高いところです。)
・チャイルドロック・立ち消え安全装置のついた調理器具の設置。
・対面キッチン(子供を見守りながら家事ができる)がおすすめです。
[玄関]
・テレビドアホン
・防犯性の高いドア
・防犯カメラ
・人感センサー付玄関照明
・宅配ボックス
[バルコニー・窓]
・窓・網戸・バルコニーの手すりなどに劣化がないか定期的に確認する。
・窓や網戸に補助錠を付ける。
・子供がバルコニーに出ないように窓の鍵の位置を高くする。
・転落防止の手すりを設置。
※エアコンの室外機の設置場所に注意する。
私の息子が子供の頃、ドアのちょうつがいに指を挟んでしまったことがあります。大怪我にはなりませんでしたが大人が目を離したすきに、思いもよらないケガや事故につながることもありますので、できる限り子供の安全に配慮した住環境で安心して子育てしていただければと思っております。
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