オーナー様向け…『雑草対策について』
「夏の厄介者に負けない」建物の印象は‘雑草’との付き合い方で決まる。雑草対策が不可欠です。
適切な雑草管理で負の連鎖を回避
夏の到来を控え、庭の草木も元気良く成長する季節となりました。しかし、いくら緑が目に優しくとも「雑草」の元気さは困りもの。物件の外観に大きな影響を与え、第一印象を左右する草木の管理、真夏を迎える前に一度見直してみませんか?
◾️適切な雑草管理で負の連鎖を回避
雑草の放置は、想像以上に物件にダメージを与えるものです。まずは、物件の「見た目」の悪化。どれだけ部屋や建物が魅力的でも、敷地が雑草だらけでは管理が行き届いてない印象を与えてしまい、せっかくの内見者を逃しかねません。加えて、繁茂した雑草は害虫にとって格好の棲み処となります。蚊やハエや蜘蛛が発生し、それらを捕食するネズミやコウモリなどの小動物まで誘引されたとなれば、入居者の不満は高まる一方でしょう。
さらに、生い茂った雑草は、通行人によるゴミのポイ捨てを誘発します。雑草だらけで荒れているという状態が、「ゴミを捨てても大丈夫」と思わせてしまうのです。成約や長期入居が遠のき、片付けのコストまで増える。そんな負の連鎖に陥らないためには、早めかつ定期的な雑草対策が不可欠です。
◾️対策の第一歩は、まず除草から
雑草対策としてまずやるべきことは「除草」です。具体的には、草むしりや除草剤の散布によって今ある雑草を除去します。面積が広い場合には業者の依頼をお勧めしますが、夏場は依頼が増えて業者も混み合うので、できるだけ早いうちに発注を済ませましょう。ホームセンターなどで除草剤を購入して自分で作業する場合、‘におい’に敏感な入居者もいるため無臭タイプの製品を選ぶとクレームにならず安心でしょう。
ちなみに、「塩が除草剤の代わりになる」という都市伝説があるようですが、これは絶対にやってはいけません。確かに雑草は生えなくなるものの、その実態は「塩害」そのもの。雨で塩分が流出して近隣の庭や畑の作物に被害を与える、配管や車などの金属を錆びさせる、外壁や鉄筋コンクリートを腐食させるなど、周辺に多大なダメージを与えるうえに、影響が長時間続く可能性があります。
◾️今後を見据えて除草処理をする
雑草が生えないようにする「防草」の対策は、美観維持の面でも手間の削減の面でも前向きに検討するべきです。除草処理としては、除草後の土を「防草シート」で覆って砂利や人工芝を敷き、これから生えてくる雑草への日光を遮断する方法が一般的です。シートの上に敷く砂利に「防犯砂利」を選べば、美観対策と防犯対策が兼ねられて一石二鳥です。
また、土部分を再利用する予定が全くない場合には、コンクリートやアスファルトを敷き詰めてしまう方法もあります。ただ、施工が大掛かりでコストもかかるため、これを避けたい場合には、コンクリートに比べて低コストで簡単に施工できる「防草土(防草砂)」等の製品を検討しましょう。
◾️好みの植物を植えて美しく雑草対策
雑草対策の目的は「敷地を美しく見せる」こと。それならば、雑草に先んじて美しい植物を植えてしまう、という手も有効です。例えば、シバザクラ、セダム、ツルニチソウ、ディコンドラ、ローズマリー、クローバーなど「グランドカバープランツ」と呼ばれる植物は、花や葉がかわいらしい一方で、植えると地面を覆うように生育し、雑草の生える余地を奪ってくれます。
また単純に、敷地の一部を花壇に変更し、季節に合わせて好みの花を植えていくのもいいでしょう。自分の物件にはどんな植物が似合うか、町の花屋さんやグリーンショップを覗きながら考えると、面倒になりがちな雑草対策も楽しい気持ちで進められるのではないでしょうか。
(株式会社ナイス・ジャパン/ニュースレターより抜粋)
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