やってはいけない空室対策(オーナー様へ)

2024年12月24日

[ありがち失敗}

✖️中途半端で残念なリフォーム

 

 せっかくお金をかけてリフォームするなら、"内見者の目につく部分“に隙を残してはいけません。人も物件も第一印象が重要だからこそ、表層の美しさには最大限の注意とコストを払うべきです。

 コストの削減は経営の基本ですが、ほんの小さな「これくらいはいいだろう」から、内見者は敏感に古臭さを感じとります。

 例えば、リフォームによって壁と床を刷新した結果、ボロボロの巾木や古いままで汚れたスイッチプレート、黄ばんだ古いエアコン、傷だらけの室内ドアなど、欠点がかえって浮かび上がってしまうこともあります。

 また室内は完璧でも、内見者の目は共用部にも向けられます。玄関ドアや手すりの塗装剥げ、共用廊下や階段の清掃不足、繁茂した雑草、放置自転車…、内見者の視線を意識して物件の隙を一掃しましょう。

 

リフォーム時のチェックポイント

・巾木、上り框(玄関の土間と床の段差のところに設けられる化粧材の横木)、木枠

・室内扉、収納扉

・水栓、洗面ボウル、鏡

・スイッチ、コンセント

・玄関扉、玄関床

・郵便受け

・エアコン、温水洗浄便座

・共用部清掃状況

・駐輪場、ゴミ集積所

 

残された準備期間は決して長くはありませんが、入居者に選ばれる魅力的な部屋づくりを目指しましょう。

 

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