やってはいけない空室対策(オーナー様へ)

2024年12月18日

[ありがち失敗]

✖︎従来のターゲットに固執

 

 女性向け、学生向けなど大抵の収益不動産は企画時に「ターゲット」を定めます。そのため賃貸経営者は「うちの物件は◯◯だから」とターゲットを意識した空室対策を考えますが、過去の設定に固執しすぎた空室対策は注意が必要です。

 なぜなら企業や大学の移転地域人口や年齢構成の変動、ライバル物件の増減など、市場は常に変化の中にあります。たった年数で市場からターゲットがいなくなり、空室対策の効果が出ないという状況も起こり得るのです。

 こうした事態を回避するために必要となるのは、こまめな市場の調査・分析とターゲットを柔軟に捉えなおす姿勢です。元々は学生向けでも単身シニアの需要はないかなど、過去よりも現在〜近未来の市場に焦点を置いて、実施すべき空室対策を考えてみましょう。

 

ターゲット設定の要チェック情報

・物件所在地の転出入数

・最近の賃貸需要属性(性別/年齢/職業/世帯構造)

・企業、工場、学校などの移転情報 ほか

 

地域密着のエイブルネットワーク盛岡店にぜひご相談ください。